活動情報

【レポート】クリエイティブを学ぶZ世代の学生に、元・任天堂アートディレクターによる特別講義を行いました。

TECTECスペースでの特別講義

キッズテックプロジェクト社(デジ連正会員)が携わっている「TECTEC事業」。
本事業では、不自由さを抱える人が、夢を描き、自らの力でその実現をめざせる社会を目指し、キッズテックプロジェクト社では主にクリエイティブスキルを取得する就労支援事業の設計・構築を行っています。

その取り組みの一環として、9月9日(金)に大阪・天王寺にある「TECTECスペース」で、元・任天堂アートディレクターであり大学教授の今村孝矢氏を講師に迎え「特別講義」を実施しました。今村氏は長年GAME業界の最前線でご活躍されており、任天堂で宮本茂作品のアートディレクターを務めた実績もあります。

参加者は、発達障害などコミュニケーションで不便をかかえつつもクリエイティブを学ぶ、Z世代の学生です。
ゲームやアプリ開発に高い関心を持つ若者にとって、業界の大先輩による講義は、新鮮で感じることも多かったと思います。

またアバター実証として、司会進行はVliver(ブイライバー)が行いました。(写真のPC画面内)
Vliverとは、ライブ配信を行う仮想アバターのことで、操作者の動きや声がそのままアバターに反映されます。
生身の顔を出すよりも、キャラクター投影された姿の方がコミュニケーションがスムーズにできるという理由から、アバター越しで今村氏や学生と会話を行なっていました。
こうした実証は、キッズテックプロジェクト社が教育事業で目指す、インクルーシブサービス創出の要となっていくことを期待しています。

特別講義は、今後も定期的に実施される予定です。ご興味のある方はTECTECホームページをご確認ください。

株式会社TECTEC

株式会社キッズプロジェクト

※本連盟は、経済産業省「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」が取りまとめた「Society5.0を見据えた中高生等のデジタル関連活動支援の在り方提言」(2022.3.31)の社会実装を担うものです。
詳しくはこちら(経済産業省ウェブサイト)
経済産業省