活動情報

【ガイドライン部会】東京大学工学系研究科 五十嵐氏と、大会における安全管理に関する勉強会を実施しました。

2023年3月7日、第5回ガイドライン部会を実施しました。

ロボットやデジタルアート関連には、ほぼ必ず電気機器の使用があります。電気機器は間違った使い方をすると、場合によっては発火・感電などの危険を伴う恐れがあります。これらを未然に防ぐためには、制作者自身が気を付けることはもちろんですが、大会運営側にも安全管理の義務が成されます。
こうした背景を踏まえ、ガイドライン作成のためには、ロボットやデジタルアートに関する安全管理について学ぶ必要があると考え、東京大学工学系研究科研究員 五十嵐広希氏に講義をお願いしました。

五十嵐氏は、安全工学をメイン専門とし、ロボット競技会等の運営・支援の中で安全管理・電波・無線等を担当されていて、NHK高専ロボコンやNHK学生ロボコンの安全担当として活動した経験もあります。
また、アートの側面から世界的ブランド等のパーティでロボットデモのプロジェクトマネージャを務めたりされています。

第5回ガイドライン部会 五十嵐氏 安全管理 講義

第5回ガイドライン部会 メンバー

参加者
  • 五十嵐広希氏(東京大学工学系研究科研究員 専門:安全工学)
  • 鹿野利春氏(一般社団法人デジタル人材共創連盟 代表理事)
  • 佐々木成江氏(一般社団法人デジタル人材共創連盟 ガイドライン部会長)
  • 利根川裕太氏(特定非営利活動法人「みんなのコード」代表理事)
  • 森田久美子氏(特定非営利活動法人Waffle)
  • 鈴木健太郎氏(教育クリエイター)
  • 春名絵美氏(一般社団法人デジタル人材共創連盟 事務局)
デジ連では「ガイドライン部会」を設置し、中高生等向けのデジタル系大会を行う際に、その基盤となるガイドラインの作成に取り組んでいます。

有識者や大会出場経験のある現役学生から意見を踏襲し、ジェンダーバランスの確保を含む大会ガイドラインの策定を目指しています。これにより、若年層全体の能力向上を図ります。また、学生が安全安心に大会活動ができるようサポートを行います。

※本連盟は、経済産業省「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」が取りまとめた「Society5.0を見据えた中高生等のデジタル関連活動支援の在り方提言」(2022.3.31)の社会実装を担うものです。
詳しくはこちら(経済産業省ウェブサイト)
経済産業省