募集が終了したコンテスト

※応募受付が終了しました

ブルーカーボン・ダイナミクスを可視化せよ!

募集概要

気候変動問題の解決策の一つとして、沿岸域の海草藻場を再生して炭素を貯留するブルーカーボンが注目されています。海草や藻類が光合成をして成長する過程で、海中に炭素が固定されるので、海草藻場再生が温暖化対策に貢献するという考え方です。ビジネスの世界では、企業が排出した炭素をオフセットする目的で、ブルーカーボンによる炭素取引が活発になりつつあります。
しかし、海草藻場を人工的に再生するのは技術的に困難である上に、実際の再生事業は自然のメカニズムを十分に考慮できていないことが指摘されています。
自然界では、海草藻場がどのような場所に成立し、どれくらいの時間スケールで成長したり消失したりしているのでしょうか。
本コンペティションでは蓄積したデータの一部を利用して、生物多様性に関連する予測タスクに挑んでいただきます。

提出物

<課題>
沖縄県全域を対象として、ブルーカーボンの重要な指標となる海草藻場の被度(一定面積の地表面や海底面を覆う割合)を、環境変数や衛星画像をもとに推定する機械学習モデルを開発していただきます。訓練データとして、沖縄県の様々な場所・年代・時期に調査された海草藻場の被度と様々な環境変数や衛星画像が与えられます。その訓練データを用いて機械学習モデルを学習し、訓練データとは空間的に異なる領域のテストデータに対する海草藻場の被度の予測精度を競っていただきます。

1位¥500,000、2位¥300,000、3位¥200,000
 +2023年度人工知能学会全国大会での諸費用1チーム10万円

参加資格

参加条件:3位までに入賞した場合、2023年6月6~9日に熊本城ホールで行われる人工知能学会全国大会の本コンペが企画するセッションで登壇発表できること。
※大会参加費・交通費・宿泊費に充てていただくために1チーム10万円を提供いたします。

参加方法

https://signate.jp/competitions/936
コンペティション参加規約及び特約事項に同意した方

参加費用

無料

結果発表

2023年6月6日-9日
成果報告会開催@2023年度人工知能学会全国大会(熊本城ホール)

応募受付〆切

2023年4月30日 (日) まで

お問い合わせ・提出先

https://signate.jp/competitions/936

主催

Ocean180プロジェクト、千葉工業大学 人工知能・ソフトウェア技術研究センター

※本連盟は、経済産業省「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」が取りまとめた「Society5.0を見据えた中高生等のデジタル関連活動支援の在り方提言」(2022.3.31)の社会実装を担うものです。
詳しくはこちら(経済産業省ウェブサイト)
経済産業省